Roll to Roll 製造装置関連(張力制御)

Roll to Roll製造装置

適正なトルクコントロールにより加工精度の向上を実現

長尺材に印刷・塗工・スリットなどのさまざまな加工をロールtoロール方式で施します。
このとき、安定した加工をするには、材料の張力を適正でかつ精度よく制御することが重要です。

Roll to Roll製造装置

コーター

印刷機

ラミネーター

コーター/印刷機/ラミネーター

巻出し部

巻出し張力は、巻出し部に設けたパウダブレーキのブレーキトルクによって決定されます。一定の張力を保つためには、巻径の減少に伴ってブレーキトルクを小さくする必要があります。

巻出し部

送りモータ/主軸モータ

主軸モータは、主軸を駆動し、長尺材を左から右へ送っています。モータの速度により送り速度(ラインスピード)が決定されますが、張力には関係がありません。ただし、張力が大きくなると出力の大きなモータが必要になります。

巻取り部

材料のたるみをなくし張力を発生させるには、パウダクラッチの入力回転速度が常に巻軸回転速度より速くなるように、巻取りモータの回転速度を設定する必要があります。よって、パウダクラッチの入力側と出力側で回転速度に差が生じるため、パウダクラッチには滑り(スリップ)が発生します。一定の張力を保つためには、巻太りに伴ってパウダクラッチのトルクを大きくする必要があります。

巻取り部

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